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CULTURE
2022.09.08

【実は、法的な効力はないビール純粋令⁉】

1516年4月13日、バイエルン候ヴィルヘルム4世が公布した、ビールの価格を規定し、その原材料を「Gersten, Hopfen und Wasser(大麦、ホップ、そして水)」のみと規定する法令。

ビール好きの方には、おなじみのこの法令ですが、実は現在は効力を失っている事をご存知でしょうか?

1987年、純粋令に沿わない外国産のビールも「ビール」と表記してドイツで販売できるように、ECから制度改定を要求され、純粋令は廃案となりました。

ただ、その後、ほとんどのドイツのビールメーカーは、自主的にビール純粋令を守り続け、実質的にビール純粋令は生き続けています。

そのものづくりの精神は、ドイツから遥か遠い、南国の台湾でも受け継がれています。そんな作り手達の想いや情熱に思いをはせながら、たまにはゆっくりビールを味わってみませんか?

いつもと違うビールの味がするかも!?

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